*婦人科で耳を疑ったこと*

今年の春から秋までの半年間、私はおばあちゃん先生のクリニック(雰囲気的には「医院」っていう感じ)に通っていました。

不妊治療に関して知識もなかったので、とりあえず15年ほど前にかかったことのある先生に診てもらおうという気持ちでした。

おばあちゃん先生はハキハキしていて気持ちがいいくらいの診察をしてくれ、最初の頃はそれがとても心強かったんです。
でもだんだん疑問が膨らんできました。
エコーもなければ血液検査もない、基礎体温表を見て処方される薬を飲むだけ。
質問すれば答えてくれるけどそれ以外のことは分からないまま。
だんだん質問もしにくくなってしまいました。

そんな時、お会計で信じられない言葉を耳にしたんです。
受付の人も昔からずうっといるんだろうなという雰囲気で本当に気さくな人。
その気さくさから出た何気ない一言だと思いますが、耳を疑いました。

それは・・・。

「お子さんはもう大きいの?」

ん??
んんん???

お子さんって聞こえましたけど??
聞き返したらもう一度言われました。

「いえ、いません。だから通ってるんです」
と答えるので精一杯。

すると受付の人はハッとしたように「ごめんなさいね。でもちゃんと祈っていればできるから」と。

祈ってできるならもう100人くらい産んでます。
祈ってできないから病院来たんです。
普段日常会話でよく聞かれますが、まさか不妊の相談に通っているクリニックで聞かれるとは思いませんでした。

帰り道、複雑な気持ちでぼんやりと考えたことは
「転院しよう」
でした。

もともと不妊専門のクリニックではなかったんです。まずは治療の取っ掛かりとして訪れた場所だから、もう次に進んでもいいんじゃないかと思いました。

それから早速調べて、何と今住んでいる場所の近くに専門クリニックがある事を知りました。すぐに電話を掛けて予約を取って通うようになり、今に至ります。
今通っているクリニックはプライバシーにも配慮してあったり、子ども連れ厳禁だったり、本当に配慮が行き届いています。
アットホームな婦人科もいいけど、やっぱり今の私に必要なのはきちんとした施設としっかりした知識。その時々で自分に必要な場所を探していくことが大事なんですね。

治療って本当に時間もお金もかかってストレスフルなことだけど、幸い夫も協力的だし、夫婦で皆ができないような経験をしているんだと思えば乗り切れるかな。

何だかよく分からない文章になってしまったけど、半年前のこの言葉、ようやく自分の中で振り返ることができるようになったので書いてみました。

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Comment

1. 無題
今記事を読ませていただきました。
…すいません、ココさんの気持ちを考えると泣きそうになりました。

悪気は無いだろうけれど、どうしてそんな事を言えるのかな。。
結婚して一年経ちましたが、私も祈っていますができませんよ。

次に行かれるクリニックでは嫌な思いをしたくないですね(>_<)



2. もちこさんへ
優しいコメントありがとうございます。
悪気ないのは分かってるけどこういう言葉ってダメージ大きいですよね。
その時は突然過ぎて驚くばかりで何の感情もわきませんでしたが、だんだん悲しくなりました。
傷つかない心を保つのも必要だけど難しいです…。
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